皆さんはマレーシアに聴覚障害者スタッフにて運営を行っているstarbucksがあるのをご存知でしょうか?私自身とても興味があったため実際に行ってきました。今回は Starbucks Signing Store (Bangsar Village 2) の店内雰囲気や注文の仕方などをご紹介します。
目次
世界一静かなStarbucksとは? Starbucks Signing Store (Bangsar Village 2)

2016年にマレーシアに世界で初めてオープンした、世界で一番静かなスターバックスです。2018年にアメリカのワシントンにもオープンし、現在マレーシア店は【世界で一番静かなスターバックス1号店】と呼ばれています。
この スターバックスの取り組みは、手話通訳者協会の協力によって実現し、聴覚障害者の雇用機会を増やすモデルになり成功を納めたため、第二号店のオープンが実現しました。
〖Proudly Served by Deaf Partners〗

誇りを持って聴覚障害スタッフがお手伝いしますといったような標語が書かれています。ここは耳の聴こえない障害をもった人が働く場としてスターバックスが店舗を出したお店。一味違ったコンセプトのstarbucksです。
店内の雰囲気


Bangser VillageⅡというショッピングモールの中にあるため週末は多くの人で賑わっています。店内はシーンと静まり返っているのかと想像してましたが、そんなことは全くなく通常のスターバックスと変わりません。しかし、聴覚障害の方が働いているため説明書きのようなものが店内の壁に記載されていたりします。


注文の仕方
注文方法は、紙などに記載するのではなく、店員さんにメニューを見ながら指差しで一緒に確認をしながら注文します。クリームやシュガーの量、豆乳に変更するなども一つ一つ丁寧に確認をしてくれます。


メニューには日本語も記載があるため安心です♪店員さんたちはニコニコしながら注文を伺ってくれるのが印象でした!
ここでしか購入出来ないもの
聴覚障害者の方が働いていることもあり、ここでしか購入できないキーホルダーやコップ、ギフトカード、マグネットなどが販売されていました。




場所 Starbucks Signing Store (Bangsar Village 2)
- 住所:Lot No. 2F-11 & K1, 2nd Floor 2, Jalan Telawi 1, Jalan Telawi Satu, 59100 Kuala Lumpur
- 電話番号:+60322015338
- 営業時間:10時00分~22時00分
- 定休日 :無し
まとめ
マレーシアには視覚障害者の方が働くレストランやマッサージ店、今回ご紹介させて頂いた Starbucks Signing Storeのように聴覚障害者の方が働く環境が多くあります。先進国でさえ、障害をお持ちの方が働ける環境が少ない中、マレーシアではこのような試みで障害をお持ちの方が働ける場が沢山ある事に驚きと共に感動しました。まだ足を運ばれた事がない方は是非行ってみて頂きたいです。この記事が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
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MOONBOW blogをご覧頂きありがとうございます。マレーシア在住歴4年。マレーシアの生活、美味しかったレストラン、素敵なBar、美容などについて、このblogを通して発信していきます。


