今回は私の経験談に基づき、マレーシアでのパンタイホスピタルにての入院の手続きやどのような施設が併設されているかについてご紹介します。
この記事はこんな方にオススメ!
- マレーシアの病院はどんな雰囲気なの?
- 入院費用について
- 食事について
- 病院内の紹介
数年前になりますが、突然38度の高熱がでてしまい、通常の風邪だと思い日系のクリニックへ診察に行き、薬をもらい自宅にて2,3日安静にしていました。ところが数日たっても高熱が下がらなく、食事も喉が突き刺さるように痛く固形物を食べることが出来ず、喉が腫れて右頬もパンパンに腫れてしまい再度かかりつけの日系クリニックへ。
診察をしたところ、溶連菌と扁桃炎の合併症を起こしていることが判明し、大きい病院での治療が必要ということになり、紹介されたのがBangsar(バンサー)にあるPANTAI HOSPITAL KUALA LUMPUR(パンタイ ホスピタル クアラルンプール)でした。
溶連菌とは:(溶血性性連鎖球菌)という細菌に感染する事によってかぜ症候群と呼ばれる上気道感染症や皮膚の化膿を引き起こす感染症。主に喉に感染し、扁桃炎、小さく赤い発疹を伴う猩紅熱などを引き起こします。
病院の雰囲気は?
人生で初めての入院で、しかもまさかのマレーシアでということで、日系クリニック以外に行くのも初めてで、病院が汚かったらどうしよう。。。と不安でしたが、パンタイ ホスピタルは、私立病院ということもあると思いますが、私の想像をはるかに超えて、とても広くて大きく綺麗で本当びっくりしました。
入院の手順
私の場合ではありますが、入院手順を紹介します。
①クリニックから出してもらった紹介状を持って、病院へ行く。
病院のスタッフにどこに行けばいいか確認をしましょう!
※日本人通訳が必要な場合、この時点で申し出ましょう。
②呼ばれるまでひたすら待ち、先生に再度精密に診察してもらう。
マレーシアはとにかく待たされます。ちょっとのことでも30分~1時間待つことはざらにあります。覚悟をしひたすら待ちます。
③診察後、今度は入院の手続きと支払い金額、保険が適応するか等の確認をします。
この時間が一番待たされました、、ベッドの用意など急の入院だったため時間を要するのは理解できましたが、待たされた時間はなんと3時間!!!38度以上の熱があり辛かったため早めていただくようお話はしました。
日本では先に自分自身にて入院費用の負担をして、保険会社より後日連絡が来るのが主流ですが、私の場合は勤め先でPM careという保険に入っていて、PM careが利用できる病院だったため、病院の受付担当の方が先に保険会社へ確認を取ってくれて、ほぼ10割負担で入院することができるということを、入院手続きの時点で知ることができました。
④やっとのこと病室へ。
私が用意していただいた病室は4人部屋で、全員女性でした。マレーシアは宗教上の問題で、男女同室、家族以外のお見舞いは男性は禁止となっています。日本だと通常トイレは病室を出なくてはいけないですし、シャワーも時間が決まっているかと思います。私が入院したパンタイホスピタルは部屋にシャワールームとトイレが1つになったものが2つ完備されていて、自分が入りたいときに利用することが出来ました。
食事について
食事は、私自身が食事制限が無かったのもありますが、種類がとても豊富で、お肉料理、マレーシア料理、ベジタリアン向けの料理、魚料理、お粥などから好きなものを選ぶことができました。毎日朝昼晩3回の食事が提供されます。
食事のリクエストは記入式のシートを渡され、朝食の際に昼食のリクエストシートを渡され、昼食が終わると夕食のリクエストシート、夕食が終わると次の日の朝のリクエストシートを渡されるので記入をしてナースに渡します。
私は喉が痛く固形物を食べることが出来なかったため5日間の入院生活全てお粥でした。。しかしお粥にも3,4種類あり15食変えながら頂きました。味付けもしっかりしていて、飽きずに食べることができました。そしてとても美味しかったです☆
入院中の過ごし方☆
突然の入院だったため、何の準備もなく病院へ直行!!!友人が付き添ってくれて入院の手続きや着替えの購入等を手伝ってくれたため大変助かりました。自宅から英語の教材や本を持って来てもらい、日中はひたすら寝るか本と参考書を読んで過ごしました。それでもやることが無くなったらYouTubeを観たり、気晴らしに病院内を散歩したりもしました☆
病院内にはどんな施設があるの?
病院内にはたくさんのショップがありました。薬局、果物屋、フレッシュジュース、Starbucks、SUBWAY、ファミリーマート、本屋、マッサージ。施設が充実してて驚きました。広すぎてまるでショッピングモールの様でした。
お見舞いに来た家族や友人が、手続きでの待ち時間の間にも利用できます◎私は退院の際に、手に針を刺した状態のまま迎えに来てくれた友人とStar backsでお茶をしました♪久しぶりにお粥以外の美味しい物を口に出来てとても嬉しかったです。
入院費用について
入院費用は、5泊入院をして薬代等全て含めて約RM5000(日本円で約133,000円)でした。1日の入院費用は約RM1000(日本円で約26,500円)(※出された薬込み)。パンタイホスピタルはマレーシアの市立病院のため少々割高でした。
今回私は、私の勤め先で加入しているPM Careという保険が対象の病院を、かかりつけの日系クリニックで紹介していただいたため、ほぼ全額保険で賄うことができました。突然の入院、いくらかかるかも分からずでの入院だったため、大変助かりました。
退院してからもたくさんの薬を処方してもらい、1週間経過観察後、1度病院へ行き喉の確認をしてもらい完治!何日も熱が下がらず喉も痛くて食事もままならず、もう治らないかと思うくらい辛かったです。溶連菌、、侮れません。
- PANTAI HOSPITAL KUALA LUMPUR(パンタイ ホスピタル クアラルンプール)
- 電話:+60322833479, +60322960888
- 住所:8, Jalan Bukit Pantai, Taman Bukit Pantai, 59100 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
—–まとめ—–
今回は私の実体験に基づきマレーシアでの入院について紹介致しました。万が一の時のためにご自身が加入されてる保険や日本語対応可能な病院を前もって確認して頂くことをおすすめいたします。初めての入院で心細く心折れそうになりましたが、周りの友人の支えで乗り切れました☆本当に感謝しています。少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
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マレーシア在住歴4年。マレーシアの生活、美味しかったレストラン、素敵なBar、美容などについて、このblogを通して発信していきます。
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