海外に住んでいると日本では起こりえない問題が起きたり、異なる文化、異なる人種の人々との交流にて色々なことを経験します。今回は私自身が、マレーシアに移住し海外移住で成長したこと・感じることを皆さんにご紹介いたします。
VISAの重要性
海外に住んでみてVISAの重要性を強く感じています。VISAを取得出来ないと、自分の住みたい国へ簡単には住むことはできません。移住や長期留学の場合、その国のVISAが必要になる為学生VISAや労働VISAの取得が必要になります。
1.日本で申請手続きを行い、ビザを取得したうえで赴任 該当国:米国(Eビザ)・インド
2.赴任先で許認可(労働許可)を取得した後に日本でビザを取得・申請し赴任 該当国:中国(Zビザ)、アメリカ(Lビザ)、イギリス、フランス、イタリア、オーストラリア、ブラジル、 韓国、インドネシア、ベトナム、ベルギー、メキシコ、マレーシア
3.日本でビザを取得した後に赴任先で許認可(労働許可等)を取得 該当国:台湾、タイ、フィリピン
4.ビザを取得せずに赴任し、現地で取得(取得後に正式入国) 該当国:香港(現地で許可取得後に発行されるビザシールをパスポートに貼って入国審査を受ける必要がある 。そのため、赴任後にビザの発給を受けた場合、許可後に隣国へいったん出国し再入国する)
5.ビザを取得せずに赴任し、現地で取得(赴任後に取得) 該当国:シンガポール、ドイツ、スイス、チェコ、オランダ
ビザ
「入国審査証」、「査証」などといわれ、海外渡航者が正当な理由で渡航していることを訪問国が証明したもの。ただし、ビザ=入国許可ではない。入国を許可するか否かの判断はその国の入国審査官により行われます。
ビザの有効期限
ビザに定められた条件のもとでの入国を申請できる期間のこと。入国後の滞在可能期間ではありません。滞在可能期間は別途「滞在許可証」や「居留証」で定められています。なお一部の国ではビザと滞在許可が同時に与えられます。この場合にはビザ の有効期間と滞在可能期間が一致します。
ビザの種類
渡航の目的に沿ったビザを取得する必要があります。「観光ビザ」、「留学ビザ」、「永住ビザ」、「就業ビザ」などがありますが、国によっては更に細分化されています。また、一定期間内に何度でも出入国できるマルチプルビザと、1回の入国しか行なえ ないシングルビザがあります。
労働許可証(ワークパーミット)
滞在国での就労を許可する証書。就労ビザでの入国が求められた場合でも、別途労働許可証の取得が必要となる場合があります。また、この証書に定められた条件の下でしか就労は出来ません。
滞在許可証/居留証
その国での滞在可能期間を明記した証書。この期間を超えての滞在は、ビザが有効期間内であったとしても、基本的に不法滞在となるので注意が必要です。
判断力
慣れない土地、国での生活では、日本で暮らすように親しい友人や頼る人が多くいない為、自分自信で全てを判断しなくてはいけません。そのため判断力が自然と身につきます。注意を払いながら生活する事を強制的に強いられるため、危険な事は肌で感じ取れるようになります。マレーシアで生活を送ることにより、周囲を意識して歩くようになり、携帯を使用しながら下を見て歩かなくなりました。バッグも斜めがけで、チャックがあるものを使用するようになりました。
英語力
英語に関しては、嫌でも話さぜるを得ない状況に置かれるため、話すために調べ、勉強し個人差はありますが上達はして行きます。私自身、最初は全く話せず語学留学中もなかなか話せるようにならず、毎日泣きながら4ヶ月学校へ行きました。あんなに 真面目に勉強をしたのは人生で初めてです。(笑)それから、マレーシアへ来て最初の仕事が、英語を毎日使う仕事だったため少しずつではありますが上達しました。しかし英語は使わなくなると忘れてしまいます。現在の仕事がほぼ日本語しか使わない職場のため英語力の低下が、、。(汗)日々の積み重ねが大事になってきます。
ある程度の妥協・柔軟性
海外での生活では、ある程度の妥協と柔軟性が必要となってきます。例えば今すぐに○○を食べたい!○○をしたい!と思っても、日本と比べると限られてきます。デリバリーを利用し食事をオーダーする場合もスコールが降ると一時的にスコールが止むまで待たなくてはいけなかったり、タクシーが思うように掴まらなかったり。。現在はロックダウンのため10キロ圏内で行動が制限されていたり、飲食店への入店が出来なかったり日本と比べると少しばかり不自由さを感じる場面もあります。しかしながら、これがだめならこうしよう!と考えるようになったため、忍耐力と妥協、柔軟性が身についたと思います。
日本のいい所を再確認
日本で暮らしていた時は、当たり前のように四季を感じ、美味しい日本食を食べれて、綺麗なトイレや綺麗に舗装された道路を歩き、ホスピタリティ満点のサービスを受け、しかも治安がいいので女性一人で夜でも外を歩けます。しかし海外で生活するとそうはいきません。日本を離れて生活をしてみて日本の良さを身に染みて感じます。
色々な文化、国によっての常識
多国籍文化のマレーシアには本当に沢山の人種の方達が大勢います。育ちも考え方も異なる人たちと交流することにより、知識や視野が広がります。自分自身の普通が他の人の普通でなかったり、食べ方や考え方、様々なことでそのお国柄が出るので新鮮でとても面白いです。
コミュニケーション能力の向上
海外に居ると、母国語での会話ではなく英語やその国の言語での会話が基本となります。その為、人の気持ちや感情をくみ取りながら、意思疎通ができる力が向上します。私たちが生きていく上で大切な「人間関係」を築く力です。これは大変重要且つ大切な部分ですよね。もちろん職場には気の合う仲間ばかりではないかと思います。しかし多国籍で様々な人種が入り混じるので、うまく付き合っていく術を嫌でも身につけていかなければならない環境下に置かれる為こちらも自然と適応して行きます。
—–まとめ–—
今回は、海外移住で成長したこと・感じることについてご紹介しました。私自身一番成長したなと思うことは時間です。元々時間にルーズな人や何かが遅れたりすることが、ものすごく苦手というか無理でしたが、マレーシアに移住してその部分に関しては、少し改善されたかなと思います(笑)この記事が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
◇◇◇◇◇◇◇
MOONBOW blogをご覧頂きありがとうございます。マレーシア在住歴4年。マレーシアの生活、美味しかったレストラン、素敵なBar、美容などについて、このblogを通して発信していきます。
にほんブログ村