慣れ親しんだ日本での生活を基準に考えて海外で生活をすることはとても危険です。その国の特色を掴んで、十分に注意を払いながら生活をしていく必要があります。今回は私の実体験を踏まえながら、マレーシアで生活をしていく上で気をつけなければいけないトラブルについて紹介します。
ひったくり編
マレーシアは、東南アジアの中でも比較的治安がいい方ではありますが、ひったくりは日常茶飯事で起こっています。よくあるのは、道を歩いていてバイク2人組に後ろからカバンごと取られたり、電車の中ですられたり、繁華街でリュックから財布や携帯を抜き取られたりするケースが多いです。また大胆なのが、セキュリティが常駐しているショッピングモールなどでも多発しています。出掛ける際は斜めがけのバッグにするなどして十分に注意が必要です。特に女性はオシャレをして出かける際に、ブランド物のバッグやアクセサリーを身につけることがある思いますが、金目の物を身に着けていると狙われやすいので気をつけましょう!
カードがATMに吸い込まれる編
これはマレーシアあるあるですが、ATMでカードが吸い込まれて出てこなくなる事があります。私も実際に経験しましたが、え?カード出てこない、、今私カード入れたよね?新しめのATMを選んだにも関わらず!?と何が起こっているのかすぐには理解出来ずパニックを起こしました(笑)
某銀行のATMでお金を降ろそうとした際に起こったので、すぐにスタッフさんを呼んで事情を説明しました。すると、カードを取り出すためには業者を呼ばないと行けないとのことで半日かかると言われました。そんなに!?待っていられないので早くして欲しい!と強めに伝えたところ、分かった分かった!となり、手続きをする為に銀行の中へ。パスポートを出せと言われ、原本を持っていなかったため、パスポートのコピーとIDカードを提出。するとそれではだめだ!とのこと。とうとう私はぶちギレ。なんでコピーとIDカードじゃだめなわけ?ここにパスポートと同じようにパスポート番号書いてあるでしょ?!それにこのIDカードは会社から発行されてるものだし、検問とかでもこのIDカードで通過できるんだけど、なんでだめなの!?と伝えたところ、嫌な顔をしながらもOKー!となり手続き可能に◎更に、半日は長すぎるから4時間で終わらせて!と伝えたところそれもOKー!となりました(笑)
付き添ってくれてた銀行の女性スタッフもごめんなさいね、こういうことよくあるの!とのこと。よくあるの!?やばいね!と会話をして手続きを待ちました。すぐにはカードを取り出す業者が来ないため、私はそのまま友人と火鍋ランチへ行きました♪
4時間後、銀行にカードを取りに戻ったところ、無事私のカードは吸い込まれたATMの機械から救出されており、女性スタッフが笑顔で待って居てくれました。マレーシアではすぐに出来ない!NO!と言われる事がありますが、諦めないで粘り強く対応を求めることをおすすめします!
渋滞編
東南アジアの中では比較的まだましな方だとは思いますが、それでもマレーシアの渋滞は日本と比べるととても酷いです。道の作りが一方通行なのと、無計画で作られているため、遠回りをして目的地まで向かわなければならないことも多々あります。特に混雑するのは出社、帰宅時間、スコールの後、週末(特に金土)。通常20分程で行ける距離が1時間以上かかるなんて事は珍しくありません。大事な予定や待ち合わせに何度遅れたことか。。4年住んでいても渋滞は未だに読めません。。時間に余裕を持って行動するか、電車を利用することをおすすめします。
交通事故編
私は日本で一度も交通事故にあったことがないのですが、マレーシアでは既に2回の追突事故に巻き込まれています。マレーシアの人は日本のように教習所に通わないで親から教わる人もいるとのこと。そのくせスピードは結構出します。滅多にある事ではないですが、グラブやタクシーを使う際は必ずシートベルトを締めて乗車することをおすすめします。
ぼったくり編
日本人は富裕層が多いというイメージがあるようで、日本人ということだけで金額をぼられたりするケースが多く、特にタクシー利用の際に頻繁に勃発します。
マレーシアでは〖Grab〗という乗車アプリを利用しタクシーの手配をするのが近年主流ですが、買い物へ出かけた際にGrabでタクシーが捕まらずやむを得ずショッピングモールやホテルエントランスに駐車してあるタクシーを利用する必要がある場合がまれにあります。その場合注意しなくてはいけないことが、赤タクシーと青タクシーへの乗車時です。青のタクシーは高級ホテルのエントランスに止まっていることが多く、通常価格の約2割増しでの乗車になります。赤タクシーは全員がそうというわけではありませんが、インド系の運転手が多いので、必ず最初に目的地とその場所での金額を確認しましょう!またメーターを切らずに走る場合があり、降車する際に最初に確認した金額と違う!なんてことが発生する場合がありますので気を付けてください。
私がよくするのは、最初にGrabで目的地までの金額を調べてから、赤タクシーや青タクシーと金額の交渉をします。発車前にメーターを切るように伝え車中も油断せずメーターがきちんと切られているか再度確認をします。念には念をで、しつこいくらい確認をしましょう!特に観光客が狙われます。マレーシアの通貨をきちんと確認し、十分に気を付けて旅行を楽しんでください。
—–まとめ—–
いかがでしたでしょうか?今回は私の経験も踏まえてマレーシアあるあるトラブルを紹介しました。マレーシア在住の方はあるある!とご納得していただけた方もいるかと思います。ひったくり、ぼったくりはよく聞きますがカードが吸い込まれたのは私にとって貴重な経験になり、パスポートを持参することの重要性を痛感しました。日本は平和すぎるため日本人は平和ボケ状態になってしまっているところがあります。マレーシアだけに留まらず、海外で生活していく上でその国の土地勘、お国柄を知っておく必要があります。気を付けながら楽しい生活を送りましょう!少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
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MOONBOW blogをご覧頂きありがとうございます。マレーシア在住歴4年。マレーシアの生活、美味しかったレストラン、素敵なBar、美容などについて、このblogを通して発信していきます。
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